10年間年率20%が解説 なぜキャノンの株価は下がり続けるのか?

今回の記事は、7751キャノンの株価がなぜ下がり続けるのか?解説していきたいと思います。

記事の内容に入る前に、

まず、私の簡単な自己紹介をさせていただきます。

 

投資歴は今年で10年になり、バリュー株投資を投資法として採用しています。

過去の平均の投資成績は複利ベースで20%以上をキープすることができています。

それも企業の実態価値以下で購入するバリュー株投資を徹底してきたおかげかなと思っています。

その意味では、以下の私の銘柄分析もある程度信憑性を持っていただけると思います。

ただ、必ず推薦した投資対象が成功するとは限りませんので、投資にあたっては自己判断で行っていただきたいと思います<(_ _)>

なお、私に興味のある方は、投資している銘柄&成績もこのサイトで公開していますので、よかったらそちらも見ていってください。

では、さっそく本題ついてお話していきたいと思います。

 

キャノンの株価は1年半で40%も減少!

 

まずキャノンの株価ですが、2018年2月に高値4,400円をつけた後、執筆現在2019年8月で2,700円にまで減少しています。

その下落幅なんと40%です。

つまり2018年2月にキャノンに投資した人は現在までに資産が60%になってしまったということになります。

では、なぜキャノンの株価がここまで減少してしまったのでしょうか?

本題に行く前になぜキャノンの株を2018年2月時点で買ってしまった人がいたのか?というところを僕なりに推察してみたいと思います。

 

高値でキャノンの株を買った人の買いの理由

 

キャノンの株を買う理由は大きく2つあると思います。

  1. カメラ・事務機器の業界内で不動の地位を確立している。
  2. 30年以上減配なし高配当株。

 

おそらくキャノンの株を買う人はこういう理由で買う人が多いと思います。

それぞれ詳しく解説しています。

 

①カメラ・事務機器の業界内で不動の地位を確立している

まず、「カメラ・事務機器の業界内で不動の地位を確立している」ですが、

キャノンは日本国内なら知らない人はいない程、カメラ・事務機器の業界の中では不動の地位を確立しています。

 

家電量販店に行けば、必ずキャノンのカメラが置いてあり、旅行で写真を撮っている人はキャノンのカメラを持っています。

そしてオフィスに行けば必ずキャノンのプリンターがあります。

このようにキャノンは日本国内において、この業界のガリバー企業と言えると思います。

安定した需要があり、業績が安定していることが、株を買って安心させる要因になるのではないでしょうか。

 

 

②30年以上減配なし高配当株

私から見たら高すぎる株価でも3.6%の配当利回りがあり、現在の株価では5.8%の配当利回りがあります。

ここまでの高配当は日本株になかなかなく、配当だけに目を捕らわれてしまうとすごく魅力的に映ってしまうと思います。

そしてキャノンは30年以上にわたり減配をしたことがありません。

このような実績から安心して配当がもらえると期待して買いが入ったのではないでしょうか?

 

19年度の決算予定では前年比で30%ほどの減益と予想となり、厳しい事業環境です。

しかし、なぜ30%の減益で株価はここまで大きく反応したのでしょうか?

その理由として株価が会社の価値より大きく評価されていたことが原因だと考えます。

この主張の根底に僕の持論として、株価は会社の価値によって決まるべきであり、配当の魅力度で決まるべきではないという持論があります。

これを語ると長くなるので割愛しますが、配当についての考え方は以下の記事で少し述べています。

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で、会社の価値とは会社の収益であり資産であります。

特にこのような大きな優良企業ではどちらもバランスよく見る必要があります。

 

高値時の株価と収益、資産を比較

 

2018年高値時の株価は4,400円でした。

当時の1株益は222円、18年予想は234円で、PER実績は19.8倍、予想PERは18.8倍でした。

そして当時の1株当たりの資産は2,658円となっていますので、PBRは1.6倍となっています。

 

キャノンのような大型株でPER19倍は高すぎる

 

キャノンの2018年2月時点の対株価の指標を整理すると、

PER19倍、PBR1.6倍

になります。

つまり、会社の収益、資産両面から見て株価は割高すぎたということになります。

PER19倍、PBR1.6倍という水準は、キャノンのような大型優良株に許される水準ではなく、もっと時価総額の小さな小型の業績が急成長している企業にのみ許される水準です。

このような一般的な株の種類ごとのPER、PBRの水準を知らないと一律で、PERが高い、安いという判断になったり、割高か割安か判断できないということになります。

そして、配当利回りが良いといった言葉に踊らされて高値掴みをしてしまうのです。

ですから、株価を判断するときは会社の価値、収益と資産の両面から判断する必要があります。

 

さらに、19年度決算の予想は30%の減益予想です。

やはり企業の株価は基本的には利益と正比例して上がったり下がったりします。

30%減益に伴う株価下落で、現在の株価はダブルパンチ状態と言えると思います。

 

キャノンの高すぎた株価は適正水準に戻りつつある

 

その後、キャノンの株価は高すぎる水準の2018年から現在にかけて40%ほど値下がりした株価まで下がり続けました。

これは当然のことで、株価が企業価値とフェアバリューの水準まで戻ってきたというだけのことです。

現在2,700円ほどですが、私個人としては、そろそろ「買い」に入っても大丈夫なのではないかと踏んでいます。

なぜかというと、PBRで見たときにほぼ資産とフェアバリューであるので、簿価価格で買えることになります。

割安ではないが、悪い買い物ではないと言えると思います。

なお、PERについては現在PER18倍ほどですが、利益が下がるとPERは必然的にあがります(分母の利益が小さくなるため。PERの計算式を思い出してください)。

今の業績局面で言うと、PERよりPBRをうまく使ったほうが会社価値をうまく測れると思います。

 

まとめ

 

  • キャノンの株価は1年半で40%も減少した。
  • 株価下落の要因は、高過ぎた株価と減益によるダブルパンチ
  • 大型優良株に投資するときは、配当利回りにばかり気を取られると痛めを見る
  • 業績悪化企業の株価は資産面で評価すると良い

 

いかがでしたか?

当サイトでは他にも様々な投資法を紹介したり、個別銘柄の分析、実際の私の投資銘柄も公開しています。

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なお、今回紹介した投資の考え方は、以下の本で学ぶことができます。

株式投資家のバイブルと呼ばれる本ですよ。

ぜひ読んでみてください。

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