単独決算と連結決算の違い

単独決算と連結決算の違いを解説

この記事では単独決算と連結決算の違いについて解説していきます。株式投資を行う際にこの違いを知っておくことは非常に重要です。ぜひこの記事でマスターしましょう。

 

単独決算と連結決算の違い

 

株式投資をするうえで決算書の読み込みは欠かせません。私も株式投資をするときは必ず決算書を確認するようにしていますが、私たちが普段見ている決算書というのは連結決算というものになります。連結決算というのは、親会社、子会社を含めたグループ全体の決算を相殺あるいは合算して出した決算のことを言います。

 

ある企業のグループ全体(親会社+子会社)の決算を合算したもの

 

一方、単独決算というのは、その企業単体の決算になります。

 

ある企業の単体の決算
株式投資をする上場企業はそれなりの企業規模の会社が多いので、単独決算というのはほとんどなく連結決算であると認識したほうがよさそうです。通常なんらかの子会社を抱えていることが多いです。
ちなみに子会社というとなんとなくイメージがわくと思いますが、会計上厳密にどのような会社のことを子会社というかご存じですか?
よくあるのが「株式を50%以上保有している会社」という答えがあります。もちろん大正解でその定義は覚えておくべき内容ですが、会計上は「連結決算しなければならない企業」ということになります。子会社は連結決算しなければならないということを覚えておきましょう。

株式投資をするうえで注意すべき点

 

では株式投資をするうえで注意すべき点をお伝えします。

 

先ほどの定義でいうと、連結決算では親会社と子会社の決算を合算して計算しなければなりませんでした。つまりよくある落とし穴として、親会社は業績が好調だけれども、子会社が不調のためトータルで見るとあまり決算内容が良くないということがあります。この場合親会社の好調な数字だけを用いて株式投資の判断をするのは非常に危険ということになります。

 

一つよくある危険な指標を紹介します。

 

「単PER」と「単PBR」です。

 

PER、PBRどちらも株式投資をやるうえでよく見る指標ですが、ここではPER、PBRの前に「単」がついています。

※PER、PBRについて知らない方はこちらの記事を参照してください。

PERとは?10年間年率20%以上の私のPERの活用法

PBRとは?10年間年率20%以上の私のPBR活用法

 

この場合単独決算の数字を適用してPER、PBRを計算しているということになります。

 

 

ですので例えば、単独でEPS100円、連結でEPS10円の企業の株価が1000円だとすると、単PERは10倍になりますが、連PERは100倍ということになります。PER10倍であれば投資対象としてよいかもしれませんが、PER100倍となったらかなり投機性の高い投資になってしまいます。子会社の決算内容が悪いとこのようなことは起こりうることなので注意しましょう。

 

特に単PER、単PBRは証券会社などのページでもよく使われていることがあるので注意したほうがよさそうです。

 

結論としては、投資判断をする際は必ず連結決算の数字を用いて行うようにしてください。

そうすれば思わぬ落とし穴にはまる可能性を防ぐことができます。

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