金利と株価の関係について解説 株式投資へどう影響するの?

昨日の日経新聞にこんな記事が掲載されました。

日本経済新聞

29日の米株式市場は31日に公表となる米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定を控えて様子見ムードが強かった。トランプ…

米国の著名投資家がトランプ大統領が断固として言っている「利下げ」に対し反論しているという記事です。

アメリカの著名投資家の一人ハワード・マークス氏も、同様にトランプ氏の掲げる利下げに疑問を感じる投資家の一人です。

なぜ同氏は利下げに反対なのでしょうか?

今回はそのあたりをまとめて記事にしました。

 

 

金利と株価の関係

 

そもそもですが、金利と株価の関係ご存知ですか?

金利と株価は一般的に相関関係があると言われています。

まずその大前提をお伝えしたいと思います。

 

金利が下がると株価は上がる

 

金利が下がると株価は上がります。

なぜか?

それは以下のようなメカニズムのためです。

 

金利が下がる

定期預金をしている人にとっては利率が下がる

定期預金にメリットがなくなる

株を買ったほうが得だろうと判断

株が買われ株価が上がっていく

 

なんとなくイメージがつきますよね。

では、逆に金利が上がった場合株価はどうなるのでしょうか?

 

金利が上がると株価は下がる

 

今度は先ほどと逆のパターンになります。

 

金利が上がる

定期預金の利率が上がる

株でリスクを取るよりノーリスクで定期預金にしたほうがよいと判断

株を売る

株が売られ株価が下がっていく

 

まずはこの大前提を覚えておいてください。

では、なぜこのタイミングで反対なのでしょうか?

 

ちなみに金利に応じた株式投資の戦略はこの本がおすすめです。

金利が上がっているときの儲け方が書いてあります。

一読の価値ありです。

 

株価が上がりすぎた段階で利下げはバブルを引き起こす

 

反対の理由はこれなんですよね。

株価が上がりすぎた状態で、利下げを敢行すると、バブルを引き起こします。

株価が低迷してるときの利下げはOK!

先ほど利下げをすると株価が上がるとお話ししました。

大体利下げをするのは景気が悪い時。

株価が低迷しているときです。

株価が低迷しているときは利下げが良いカンフル剤になります。

 

株価が高騰してるときの利下げは最悪

しかし、株価が高騰しているときはどうでしょうか?

株というのはそもそも企業の所有権の一部で、それぞれの会社の価値、将来性などに応じて株価がつきます。

しかし、利下げすることによって、企業の実態価値、将来性は変わらないのに、需給関係だけで株価が上がっていってしまいます。

これが問題なのです。

企業の実態価値以上に価格がつり上がっていくのをバブルといいます。

バブルはその泡がはじけた後、とてつもない後遺症がのこります。

株価は数年低迷するでしょう。

 

人為的な株価操作は良くないと個人的に思っています。

なので、僕自身も今回の利下げには反対です。

 

もうすでに米国の株式市場は割高とよばれる域にまで達しています。

そこからどこまで株価を上げるつもりなのでしょうか?

非常に憂慮しています。

アメリカの株式市場についてはこちらの記事で解説しています。

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まとめ

利下げは需給関係だけで株価を上げてしまう。
株価が高騰しているときに利下げは実態価値以上の株価を生み出してしまいバブルを引き起こしてしまう危険性がある

ハワード・マークス氏の書籍はこちら

投資家の間ではバイブルとなっている本です。読んだことのない人は絶対読むべきですよ^^

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