トヨタ社長「終身雇用難しい」→良い兆候だと思う件

終身雇用がなくなるのは歓迎すべきこと

トヨタ自動車社長が「終身雇用は難しい」と発言したことが波紋を呼んでいる。日本企業では終身雇用が当たり前だと考えられてきたが、日本を代表する企業であるトヨタ自動車がそれを覆してきた。

世間では賛否両論、時代の流れだから当然だという意見と日本企業は終身雇用は企業の責任だという意見と分かれている。

まず私のスタンスをはっきりさせておくと、私は終身雇用が難しいというのは良い兆候だと思っている。

なぜか?

日本企業は社会主義的すぎるからだ。

日本企業は終身雇用するといるニンジンをぶら下げて、悪条件で労働者という馬を働かせていると私は思っている。

欧米は、キャリアアップのための転職は当たり前、良い条件を出してくれる企業にどんどん職を変えるというのが当たり前の世界だ。

欧米では、賃金は企業の人材確保のため、競争力のある設定にするし、休暇も2週間以上取れるのはふつうのことだ。

しかし、日本企業は給料はほぼ横ばい、休暇もできるだけ少なく、労働時間は多くという企業ばかりだ。要は少ない賃金でこき使うのが日本企業だ。そのかわり終身雇用でずっと雇用しますよという暗黙の了解で、日本人労働者は喜んで我慢している。

果たしてこれはいいことなのだろうか?

終身雇用がなくなれば賃金が上がる

この疑問に対する回答は、2つあると思っていて、1つは自分の能力を向上させる気のない人にとっては良いことだろうというのと、もう1つはこんな労働者を搾取するようなシステムは変えるべきだというものだ。

まず、自分の能力を向上させる気のない人にとっては、終身雇用は最高の仕組みだと思う。この人たちはただ会社にいるだけ、可もなく不可もなく過ごして会社から給料をもらい続ければいいやという思考停止型なので、まさに日本的な企業の社会主義が合っていると思う。

しかし、自分の能力を向上させる気のある人にとっては、終身雇用は絶対ないほうがいいシステムだと思う。終身雇用がなくなれば、転職が活発になり、雇用が流動化すると考えられる。そうすれば能力の高い人間はより良い条件の企業に変えようというのは当然の流れになるはずだ。企業側もやる気のない人材にそれなりの給料を払うより、より優秀な人材に適切な賃金を払ったほうが生産性や企業価値の向上につながることに気づくことになると思う。

また、転職し易くなることだけがメリットでない。1つの企業で長く働きたい人にとっても、メリットがある。優秀な人材には高い賃金を払わなければ流出につながってしまうので、賃金が上がることにつながるはずだ。終身雇用の崩壊は、平均賃金が上がることになる。

年号も令和に変わり、時代が変わっていく。終身雇用のような昭和のシステムはなくなって、欧米のような資本主義社会になってほしいと思う。

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