原油投資について解説【基本と投資方法】

この記事では、原油投資の基本と投資方法について解説します。

原油の基本・概要

原油は、経済活動に必要不可欠なエネルギーとして使われています。近年は環境問題などもあり、クリーンなエネルギーへの代替が世界中で検討されていますが、それでも今も大きなエネルギー源として使われているのが原油です。

一口に原油と言っても、実は産出される場所や品質によって様々な名称があります。そして、その品質によって価格も異なります。以下の図が主な産油地とその名称、そして品質に関するデータです。

原油というと、大体以下の5つが主な産油地となっています。

・アラビアンライト(サウジアラビア)
・ドバイ(UAE)
・WTI(米国)
・ブレント(北海)
・大慶(中国)

また、原油価格を大きく左右するのが硫黄分と比重で、産油地によって大きく異なります。

例えば、比重が軽く、硫黄分も低いWTIやブレントがあり、比重が重く、硫黄分も高いドバイなどがあります。

一般的に比重が低く、硫黄分の低い原油のほうが精製がしやすく(ガソリンや灯油といった製品への精製がしやすいため)、価格が高くなります。逆に比重が重く、硫黄分も高い原油は精製しづらいため、価格が低くなります。

原油への投資方法

原油への投資方法を解説します。

原油への投資は、上記で説明した中ではWTI(米国)への投資が主な投資方法になります。WTIは世界中の原油投資のベンチマークとなっており、皆さんが投資する際はこのWTIへの投資になることがほとんどだと思います。

WTIへの投資は、ETF(上場投資信託)や先物を買ったり売ったりすることで投資できます。

例えば、東証に上場しているETFだと、WTI原油価格連動型上場投信(1671) などがあります。通常の証券口座を開いていれば、普通の株と同様に売買することができます。

原油価格の決まり方

原油価格は、主に需要と供給によって価格決定されます。需要がたくさんあって、供給できる量が少ないと、希少価値が上がるので、価格は上昇します。一方、需要が少なく、供給が多いと、希少価値はないので、価格は下落します。

例えば、景気が良い時は原油の需要が高まりますから、価格は上昇しやすく、景気が悪い時は原油の需要は少なくなるので、価格は下落しやすくなります。

危機などで原油の供給がストップするのではないかという不安が起きると、原油価格は上昇しやすくなります。このような地政学的なリスクにより価格が決まったりもします。

また、OPEC(石油輸出国機構)の動向も非常に重要です。OPECの増産・減産によって価格に大きく影響します。増産すると、供給量が多くなりますから、価格は下落します、一方、減産すると、供給量は少なくなるので、価格は上昇します。

原油への投資法(私の事例を紹介)

私が実際に行った原油への具体的な投資法を紹介します。

私が原油への投資を検討したのは、2014年頃です。2014年というと、アメリカでシェールガス革命が起こり、これまでできなかったシェール層から原油を掘り出すことができるようになり、歴史的な転換を迎えていました。

シェールガス革命の恩恵は、グローバルで見て原油供給量が大きく増えることです(今までなかったものが掘り出せたから)。そのため価格は、供給が増えるため下落することが容易に想像できました。

そこで、私は原油のETFを空売りすることにより、投資収益をあげようと考えました。結果的には、これが大きく当たり、株価(価格)の下落により大きく儲けることができました。

下記はWTI原油価格連動型上場投信(1671)の2013年~2017年の株価チャートですが、大きく下落していることがわかります。

このように原油の基本と価格の決まり方を理解しておくと原油への投資も検討できると思いますので、これを機に覚えておくと良いかなと思います。下記の本が初心者向けにわかりやすく解説されていて良いかなと思います。

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