ピーターリンチの投資法とは?株を6つに分類する手法

ピーターリンチの投資法とは?株を6つに分類するところから始めよう

ピーターリンチ氏は、ペンシルバニア大学院でMBAを取得後、1969年からフィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチで働き始めました。1977年より投資信託マゼランファンドの運用を任され、ファンドの資産を2000万ドルから140億ドルまで殖やしました。株式投資の世界では知らぬ人はいない程のレジェンドです。

今回は、そんな彼の投資法の一部を紹介したいと思います。

ピーターリンチの投資法とは?

ピーターリンチは140億ドルもの自身の投資信託を運用するにあたって1400もの銘柄に分散投資していました。また氏は株で儲けるために特定の手法にこだわることなく、儲かるものであればどんな株でも買っていきました。一般的にピーターリンチというと成長株に特化した人、というイメージがありますが、実際は成長株への投資はそこまでの比重でやっておらず、さまざまな種類の投資スタイルでキャリアを築いてきました。

その様々な投資スタイルを自身で6つに分類しています。自身の著書で6つの分類を行い、それを相場環境などに応じてうまくやりくりしたことが成功の秘訣だと言っています。

今回はその6つの分類方法について簡単にお話ししたいと思います。詳しく知りたいという方は下記にアマゾンのリンク先を載せておきますので、ぜひ読んでみてください。あなたの投資観を変える1冊になると思います。

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6つの分類

ピーターリンチ氏は投資しようとする株がどの種類の株にあたるのかを判断すべしと言っています。ここで種類というのは6つに分けられると述べています。

☑低成長株

☑優良株

☑急成長株

☑市況関連株

☑業績回復株

☑資産株

の6つです。今から6つについてどのように分類するのか解説していきます。

低成長株

低成長株は、大きくて古い会社が多いと氏は述べています。

昔は高成長であったが、成長が限界にきてしまった、あるいは成長の努力を辞めてしまったなどで成長が止まってしまった企業のことだとのことです。

運用していたファンドの中でも、この低成長に分類される株はあまり組み入れていなかったと言っています。

優良株

コカ・コーラやプロテクター・アンド・ギャンブル、ハーシーなどの大企業がこの優良株にあたると述べています。日本企業で言えば、明治や花王といった銘柄でしょうか。一般的に大企業と呼ばれているものと捉えればよさそうです。これらの株は年率で10~12%の成長率が期待できるもので、低成長株よりも上回る成長をします。

これらの株からはかなりの利益が期待できると述べています。氏はこれらの株で儲けるコツは、株価と買うタイミングによる、と述べています。株価が10倍になることはないが、うまくこれらの株を出し入れすることで、大きな利益を得られるとのことです。

急成長株

リンチ氏は著書で、急成長株の定義を、20~25%の急成長が見込め、株価が10倍、20倍にもなる小企業だと述べています。少額のポートフォリオならばこれらの銘柄が1つ、2つあれば大きな名声が得られるだろうと言っています。

これらの株に投資する際は、企業サイクルに注意を払い、急成長する初期段階に投資をする必要があります。急成長株はやがて成長が止まり低成長株になってしまいます。これはかつての成長産業であった電力会社が、低成長産業に変わってしまったように企業の成長サイクルは避けようがないからです。したがって、これらの株に投資するときは、いつ成長がとまるのかに注意を払い、その成長にどれだけ賭けるのかが大切だと述べています。

市況関連株

市況関連株は、売り上げ、利益が循環的に上下する企業のことを言います。成長産業では業績が拡大し続けますが、市況関連株は業績が拡大と縮小を繰り返すというのがポイントです。一般的に自動車、航空、鉄鋼などの業界がこれにあたります。好況のときに自動車が売れて、不況のときに売れないというのをイメージしていただければわかりやすいと思います。

これらの株は大きくて優良に見える企業なことが多いことから「優良株」と分類を間違えやすいです。トヨタは優良株でしょと思いがちですが、市況関連株にあたりますので注意が必要です。

市況関連株に投資して儲けるにはタイミングがすべてなので、いつ落ち込むのか、立ち直るのかを判断できなければなりません。逆にこれらの業界で働いている人は有利になると言えるでしょうと述べています。

業績回復株

業績回復株は、会社更生法のお世話にならなかったものの、大いに痛めつけられて、業績不振から立ち直ったものと定義しています。業績回復株は潜在的に倒産の可能性があるので、倒産しないかどうかの見極めが非常に重要です。そのため政府による債務保証がついていると良いと述べています。ピーターリンチ氏のファンドではクライスラーの業績回復で大きく儲けることができたそうです。

資産株

資産株は、ウォール街が見逃していてあなただけが知っているような資産を持っている会社と定義しています。資産には現金のようなわかりやすいものから不動産まで様々にあります。株価と比較して、割安に評価されている資産をみつけることができれば、しっかりとしたリターンを期待することができます。

まとめ

・株に投資をする際はまず6つの分類のどれにあてはまるか判断しましょう。

・6つのそれぞれのジャンルから期待できるリターンも異なります。自分はどこの分類に投資すべきか考えることが重要なポートフォリオ戦略だと考えます。

・今回紹介したのは本の一部です。詳細に知りたい方はぜひ現物を見てみることをお勧めします。一読の価値ありです。

 

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