ROEとは?ROAとの違いについても解説

ROEとは?

ROEとは自己資本利益率のことをいいます。数式で表すと以下のようになります。

ROE=純利益÷自己資本

ROEは、自己資本に対してどれだけ純利益を上げることができたかを測る指標になります。

もっと平たく言うと、自分の持っているお金でどれだけ利益を生み出すことができたかということになります。

つまり経営が効率的に行われているか?ということがわかります。

一般的に東証1部上場企業のROEの平均は8%と言われています。これは金融の最先端を行く米国の平均10%を大きく下回る数字です。日本企業も資本からいかに利益を生み出すかについて努力してきていると感じますが、まだまだ努力する必要があると思います。

例えば、代表的な日本企業のROEを列挙すると、

トヨタ自動車:9.8%

三菱UFJ:5.4%

NTT:9.3%

7&iホールディングス:8.2%

と、努力はかいまみれますが、米国企業のそれと比べると物足りなさを感じてしまいます。

しかしながら、日本の成長企業はROEが20%を超えている企業も多く、一概に捨てたものではないということは言っておきたいと思います。

ROAとの違いは?

ROAは、日本語で言うと、総資産利益率になります。

つまり、ROEは自己資本だけであったのに対し、ROAは総資産に対しての利益率ということになります。総資産ですから、工場や不動産、借金などもすべてひっくるめての利益率ですから、ROAのほうがより企業の経営効率を正確に反映していると言えます。

また、ROEの場合は、自己資本にあたる部分を自己株式の消却などの財務テクニックで減らすことにより、ROEを高くすることができます。(分子が減れば数字は大きくなりますよね)

こうしたことから、ROAのほうが信頼に足る指標ということができます。

ちなみに上場企業の経営者に「一番大事にしている経営指標はなんですか?」と聞くと「ROE」と答える経営者がとても多いそうです。

うーん。あなたは経営者が財務レバレッジを使って高めたROEを評価するか、実態のROAを評価するかどちらでしょうか。

私は、一つの指標にこだわりすぎることはないので、それでもかまわないと思っていますが、念のためROAもROEと一緒にチェックしています。あまりにかけ離れている場合は、財務レバレッジのテクニックを使っているのを疑ったほうがいいかもしれません。

 

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