【株主優待とは?】株主優待のもらい方から選び方まで徹底解説

この記事は以下のような人にとって役に立つ記事です。

☑株主優待って名前は聞いたことあるけど何のことかわからない人
☑株式投資初心者で株主優待の選び方がわからない

 

株主優待とは?

 

では、まず株主優待って何?というところから解説していきたいと思います。

株式投資をしていると、その会社の株主となるわけですが、株主になるといろいろなメリットがあります。

 

その前に株式会社の仕組みをちょっと。

株式会社は元々株主のものですから、株式会社を設立するときは株を発行して、株主からお金を調達します。

下の図で説明すると、あざらしちゃんのお金を会社に渡す代わりに、会社から株券という証券をもらいます。

これであざらしちゃんは株主になったのです。

もちろん株券がただの紙切れだったら、株主はお金を出資しませんよね。

この株券には持つことでメリットがあるんです。

メリット①会社の決定権を持つことができる

株式会社は株主のものですから、経営や会社のお金の使い道の決定権は株主にあります。

ただし完全に支配するには全株券の過半数以上を保有していなければならないので(膨大なお金が必要!)、みなさんにはあまりメリットを感じにくいかもしれませんね。

ちなみに世界一の投資家ウォーレン・バフェットは、小企業の大株主となって、その企業のお金を使って次々と他の企業に投資し、世界一の投資家にまでなりました。

メリット②配当、株主優待を受け取ることができる

株式会社は株主のものだと説明しました。

企業が生み出した利益についても例外ではなく株主のものです。

その利益を株券を持っている割合に応じて株主にお金を配分します。これが配当と呼ばれるものです。

配当とは別に株主は株主優待というモノを受け取ることもできます。

モノとは企業によって様々で、食品やギフト券、その企業のサービスを割安に使えたりといろいろなものがあります。

これはうちの会社の株主になってくれたら、こんなすばらしい株主優待を差し上げますよ、という株主対策という意味合いがあるんですよ。

大企業にとっては自分のところの商品を優待価格にして買ってもらうことにより、業績に貢献させることができ、中小企業にとっては安定した株主になってもらうことで株価の安定、上場維持につながります。

 

株主優待の一例

株主優待の一例を見てみましょう。身近な企業も優待を出しますよ。

@ヤマダ電機の株主優待券 お得に買い物ができちゃう



@明治HDの優待品 お菓子や食品の詰め合わせ(これはテンションが上がる)

@WOWOWの優待品QUOカード 生活費の節約になる

株主優待にはこれ以外にもたくさん企業から出されています。
いろいろな企業の株主優待を調べてみましょう☆

 

株主優待のもらい方・選び方

 

株主優待の魅力がわかったところで、株主優待のもらい方、そして選び方について解説していきたいと思います。

株主優待は、ある条件を満たさないともらうことができません。

株主優待をもらうための条件①:権利確定日までに株を買う

株主優待は権利確定日に株を持っている人しかもらえることができません。

権利確定日とは、株主優待をもらえる権利が確定する日という意味です。

これは企業ごとに違いますが、例えば3/31が権利確定日だとすれば、毎年3/31にその会社の株を持っておけば株主優待をもらうことができます。

 

株主優待の権利確定日は、大体は企業の決算月の月末になります。

日本企業は3月決算あるいは12月決算が多いので、3月末、12月末は多くの株主優待をGETできるチャンスです。

 

株主優待をもらうための条件②:企業が求める最低投資額以上の投資

株主優待をもらうにはもう一つ条件があって、それは企業が求める最低投資額以上を投資しなければならないという点です。あるいは最低単元以上ともいいます。

最低単元とは100株とか1000株とか単位のことです。

例えば株価が500円で最低単元が100株だったら50,000円投資すれば株主優待をもらえるということです。
この50,000円が最低投資額になります。

 

株主優待をもらうにあたっては、最低投資額が少なくて済む会社で、いろいろな会社に投資しておけば、いろいろな会社の株主優待がもらえるということになります。いろいろな企業に分散して投資することで、多くの恩恵を受けることができるので、ぜひ分散して投資しましょう。
 

株主優待の選び方①:配当+優待の合計利回りで投資判断しよう

株主は優待のほかに配当ももらえると説明しました。

したがって投資をするときは優待だけに目を奪われるのではなく、配当も合わせたトータルの利回りで計算すべきです。

試しに、例を使って利回りの計算の仕方を見てみましょう。

例えば、優待でQuoカード1,000円、配当で500円もらえる株の株価が50,000円だとします。

(優待1,000円+配当500円)÷株価50,000円=3.0%
となります。

配当+優待合計利回り=(優待額+配当額)÷株価 です。

では、今の例で、配当が0円の場合はどうでしょうか。優待は1,000円、株価50,000円で配当以外の条件は同じとします。

すると、
(優待1,000円+配当0円)÷株価50,000円=2.0%
利回りが1.0%も落ちてしまいました!

同じ優待でも、もらえる配当の金額によって、トータルの利回りが変わってきてしまいます。

優待をもらう際は必ず配当金額も確認するようにしましょう。

ちなみに私が基準にしているトータル利回りは、以下の通りです。
参考にしてみてください。

配当+優待利回り判断基準
5.0%以上魅力 高
3.0%以上まずまず
3.0%未満魅力 低

株主優待の選び方②:優待改悪、廃止のリスクのある企業は避ける

優待をもらうためにせっかく投資をしていたのに、優待品の改悪や廃止になってしまったらすごく残念ですよね。みんな思うところは同じで、優待改悪、廃止を発表したら、その株を手放そうと思う人が多いです。

そのため一斉にその株を売りに出すので株価が急落するリスクがあります。

優待をもらうために投資していたのに元本が少なくなってしまったら意味がないですよね。

なので、優待改悪、廃止のリスクのある企業は避けるべきです。

では、優待改悪、廃止のリスクのある企業とはどのような企業なのでしょうか?


 

答えは、業績が悪化している企業です

そもそも優待は企業にとっては、コストです。そのため業績が悪化したらコスト削減に踏み切るのは当然です。優待品の改悪、廃止は当然の流れなのです。

また、配当も利益の配分ですから、業績が悪化したら減配になります。

つまり業績悪化は、優待改悪・廃止+減配のダブルパンチになってしまうのです。

業績が悪化している企業の株は絶対に避けるようにしましょう。

ちなみに業績が良くなっているのか、悪くなっているのかは企業のホームページのIR情報というところに記載されています。

 

業績の確認のやり方

例えば、優待株で人気なJT(2914)のHPを見てみましょう。

https://www.jti.co.jp/

HPを開いたら上のタブで「IR情報」を探します。

IR情報の中には業績をまとめてくれていることが多いです。

ここでは、「個人投資家の皆様へ」をクリックします。

 

すると下のような画面が出てきますので、「業績・財務ハイライトへ」をクリックします。

 

業績結果が出てきました。

 

上場企業は、自社HPにIR情報を掲載してますので、投資前に必ずチェックするようにしましょう

 

いかがでしたか?今回は株主優待って何?というところから解説しました。

株主優待は、日本株だけの特権です(海外株には優待という概念がありません)。

ぜひ賢く利用しましょう!

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