TOBとは?TOBされたら保有株はどうなる?

こんにちは。メディア「かぶタウン」を運営している者です。自身でも株式投資をしていて10年間年率20%以上を維持しています。

今回は、TOBについて解説しています。

TOBとは?

TOBとは、Take Over Bitの頭文字をとったもので、意味は「株式公開買い付け」という意味になります。

公開買い付けというのは、ある企業の株式を「大量に買うので売ってください」と市場に対して明言することです。

なぜTOBするの?

なぜこういうことをするかというと大量に買うのはそもそも流通している株式数が少なかったりすると一気に買い集めることができません。

ですので、あなたの持っている〇〇社の株を△△円で買うので売ってくださいと一気に募集するのです。

TOBにはいろいろな目的がありますが、基本的な目的は一つです。

株を買い集めようとしている会社の経営権を握るためです。

いわゆる買収のためですね。

そもそもなぜ買収するの?

企業が企業を買収するのは、いろいろな目的があります。

例えば、成長のため。

企業を買収すれば、買収された側が持っていた市場(お客さん)を一気に獲得することができます。

海外に進出しようとするときに、一からやるより海外にある企業を買収したほうが手っ取り早いです。お客さんだけでなくてその国での商習慣や人材など一気にノウハウを得ることができるからです。

もうひとつ例を挙げると、乗っ取りのため。

例えば、企業価値1000億円の会社が100億円で売られていたら超バーゲン価格ですよね。金額が大きすぎてわかりづらいかもしれませんが、単位をずらしてみるとよくわかると思います。

1000万円が入っている預金通帳を100万円で売るよと言われたらだれでも欲しいですよね。

株式市場ではそういうの状態のものがけっこうあります。それを乗っ取り屋は虎視眈々と狙っていて、そういう市場価値に対して割安な企業にTOBを仕掛けます。

他にもいろいろ目的はありますが、メインどころはこの2つです。

では、自分が持っている株がTOBされたらどうなるのでしょうか?

保有株がTOBされたらどうなる?

基本的にTOBされてもあなたが売るか売らないかはあなたが決められます。

ただ、TOBで提示される価格は一般的にその時の株価より非常に高いことが多いです。

もし今株価が500円で、TOBで300円で売ってくれと言ってきたら、みんな売るわけがないですよね。TOBした人間バカかよ(笑)となりますよね。

ですので、今株価500円だったら1000円でTOBというのも全然あり得ます。

TOBされるとほぼその株の保有者は儲かる

したがって、TOBされるとほぼその会社の株を持っている人は儲けることができます。

TOBのデメリット

TOBにもデメリットがあります。

これはTOBの仕組みとも関係するのですが、そもそもどこぞの誰ともわからない人間がいきなりTOBするから株売ってくれとせまってくるのです。

もしその会社の価値が1000億円だと思っている会社で自分が100億円で買ったとしましょう。期待されるリターンは900億円ですよね。でもいきなりどっかの金持ちが500億円で買うから売ってくださいと一気に買い集めてしまうのです。

短期的に400億円(500億-100億)儲かる機会は生まれましたが、900億円儲かる機会は喪失してしまうのです。そしてその金持ちが一人でその企業から得られる利益を独占してしまうのです。

TOBは短期的には良いですが、長期的には得られたであろう利益を失うわけですから一概に良いと言えるわけではありません。

あくまで自分の考えですがTOBはコーポレートガバナンスの観点からもあまり良いとは思えません。

ただし短期的に投資収益を挙げられる利点もあるので、難しい判断ですね。

※少し難しい話ですが理解できない方は、TOBされれば、された側は株価が上がって儲かるんだとだけ理解していただければ問題ないです。

株式投資でTOBで儲けるには?

株式投資でTOBで儲けるにはTOBされる側にならなければなりません。

(TOBする側も長期的な成長につながる可能性もありますがここではTOBされる側にフォーカスして話します)

TOBされる側になるにはどうすればいいか?

その答えは私が考えるに以下の2つです。

①時価総額の低い企業を選ぶべし

当たり前ですが、される側はする側よりも小さい企業であることが前提です。

時価総額が1000億円超えるような大企業の大型買収もたまにありますが、株式市場でよくあるのは時価総額が小さい企業を大きい企業が買収するパターンです。

ですので、時価総額の低い企業を選ぶようにしましょう。

自分の感覚では300億円以下。これが買収されやすい企業の規模だと思います。

②企業価値に対して割安な会社

買収する側もバカではありませんので、企業価値より大幅に高い会社は買おうとしません。

したがって、企業価値に対して割安な会社を選ぶようにしましょう。

具体的には含み資産を持っている会社、特殊技術を持つ会社でこれから伸びるのが確実な分野で唯一無二な会社。

こういう会社は買収されやすいと思います。

自分の感覚では、含み資産に注目した投資のほうが簡単だと思います。逆に特殊な事業をしている会社は専門的な知識を持っていないと理解しがたいので投資の難易度としては高いと思います。

含み資産とは、帳簿上では10億と計上されているのに実は30億円の価値があるとかです。よくあるのが土地や建物にこういうギャップが生まれます。

いかがでしたか。今回は以上になります。役に立ったという方はぜひ知り合いの方にも紹介してくださいね。それでは。

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