10年間年率20%以上の私が銘柄分析 【9409テレビ朝日HD】

銘柄分析レポート【9409テレビ朝日HD】

今回は9409テレビ朝日HDの分析を行いました。含み資産として有価証券、土地をたくさん持っている同社の投資する価値があるのか調べてみました。

 

自己紹介

投資歴は10年以上になり、これまでに運用資産を75倍に増やしてきました。

ウォーレン・バフェットを尊敬していて、彼の投資法を実践しています。

 

では、前置きが長くなると嫌なので、さっそく本題ついてお話していきたいと思います。

何の会社?

 

テレビ朝日HDは、TV局テレビ朝日を保有している有名な大手メディアグループです。日本中のだれもが知る会社ではないでしょうか。

 

最近はYouTubeなどインターネット媒体のメディアに視聴者を奪われ、業績は低迷しています。私自身もテレビを見なくなったなあと思い当たる節があります。それぐらい一昔前までの娯楽としてのTVの影響力は減ったのではないでしょうか。

 

業績は?

 

過去3年の業績は以下のようになっています。

 

(百万円) 17.3 18.3 19.3
売り上げ 295,879 302,511 301,744
営業利益 17,278 18,634 16,164
純利益 15,949 15,848 12,879

 

大体3,000億円前後の売り上げで、純利益は150億円前後といったところでしょうか。

 

さて、ここで突然ですが質問です。

上の表の業績、何かが通常と違っておかしいです。何がおかしいでしょう?

10秒見てわからなかったら下へスクロールしてください。

 

 

 

では、正解です。

 

正解は、営業利益と純利益がほぼ同額ということです。

 

通常、営業利益とほぼ同額の経常利益のあとに法人税が課せられますので、約6割掛けの数字が純利益になるはずです。

しかし、今回のケースは営業利益と純利益が同額になっています。

 

なぜでしょうか?

 

それは営業外利益が多いため、経常利益が増え、純利益もその増えた経常利益に対して法人税がかけられているからです。

今回のケースで言うと、経常利益の実績は以下のようになっています。

 

(百万円) 17.3 18.3 19.3
営業利益 17,278 18,634 16,164
経常利益 21,949 22,053 19,097
純利益 15,949 15,848 12,879

 

経常利益が営業利益を上回っていることがわかります。

つまり本業の利益以外でなにか稼ぐものがあるということです。

この”なにか”について結論からいうと、有価証券からの配当収入になります。

 

資産は?

 

それでは同社の有価証券がどれほどあるのか資産面を見ていきましょう。

資産のうち換金性の高い資産は以下のものを持っていました。

現金:299億円
受取手形:785億円
有価証券:1921億円
計:3005億円

有価証券だけで1921億円も持っていました!

これに負債をすべて差し引くと正味で2023億円の換金性の高い資産を持っていることがわかりました。

 

さらに同社は、多くの土地・建物を保有していることもわかりました。

その額、1896億円です!

 

正味流動資産と土地・建物を合わせると2749億円になります。

 

現在の時価総額が1945億円ですから、資産の1/3の価格で買えることになります。

 

1945億円かけて買収すれば2749億円の資産が手に入り、毎年150億円の利益が出るビジネスが手に入ることになります。

 

私はこれをまたとない投資チャンスと思い、現在同社に投資をしています。

これから含み益が出てくるのが楽しみな銘柄です。

 

さらに同社は現在配当利回りが2.2%、株主優待として番組招待券がもらえます。

配当と優待をもらいながら、株価が資産価格に是正されるのを待つ戦略でいきたいと思っています。

以上、含み資産銘柄のテレビ朝日HDでした。

 

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