バリュー投資と成長株投資どっちがいいの?【年率20%の人が解説】

今回はバリュー投資と成長株投資どっちがいいの?というテーマでお話ししていきたいと思います。

前回こんな記事を書きました↓

前回の記事をおさらいすると、株式市場で勝つための方法として4つの方法を紹介しました。

その4つとは、①成長株投資、②バリュー投資、③高配当株投資、④株式の需給への投資、でした。

それぞれの投資法の詳細については、前回の記事を見てみてくださいね。

今回の記事は、そのうちの①成長株投資、②バリュー投資にフォーカスして、それぞれにどういう特徴があるのか、投資法としてはどちらが優れているのか私なりの見解をお話ししたいと思います。

成長株投資の特徴

不確実性が高い

成長株投資は、企業が成長することで会社の価値が上がり、株価も上がることで、売却益を多く得る手法です。

つまり会社の成長という未来に投資しているわけです。

未来に投資をするということは、華やかなように見えますが、不確実性が高まるということをまず認識しておかなければなりません。

自分が思っている以上に会社が成長することもあれば、その逆に自分が思っている以上に成長しないということもあるのです。

それは、あなたに能力がないというわけではなくて、将来は予期しないことが多く起こるからです。

予期しないことはたくさんあります。

金利が上がって、借入金の返済が厳しくなる。

大手企業が参入してきて、シェアを奪われた。

風評被害で売り上げが大幅ダウン。

これらのことを予想することは不可能でしょう。

だから成長株に投資する際は、将来に投資しているから不確実性が高い、ということをおさえておく必要があります。

株価に成長が織り込まれている

成長株投資にはもう一つ大きな特徴があります。

それは、株価に成長が織り込まれている、です。

成長株の株価は基本的に高いです。

これは、単純に絶対額として高いという意味ではなくて、価値に対して高いという意味です。

現在の価値では1億円くらいの価値しかないけど、将来性があるから10億円の価格がついているというパターンです。

まずはこの特徴があるということをおさえておかなければなりません。

そして、成長株投資で儲けるには、株価にどのぐらいの成長が織り込まれているかを判断し、自身の考える成長率より過小評価されているものを買うことです。

これが成長株投資の本質です。

言い換えれば、自身が考える成長率より過大評価されている株は絶対に買うべきではありません。

成長株投資をするならこのことを肝に銘じておくべきでしょう。

株価の爆発ぐあいが大きい

成長株投資の一番の良いところは株価が爆発するととんでもなく高値まで上がっていくというところです。

これまで数多くの成長株が株価10倍に成長してきました。

成長株は1発当てれば、大きく資産を増やすことができます。

これは後述するバリュー投資では経験できないものです。

右脳を使う

成長株投資で大事なことは数字の確認はもちろんなのですが、それと同等に右脳を使うことが大切です。

企業の数字を確認することが左脳を使うものだとしたら、右脳を使うというのは企業の成長をイメージすることです。

企業のこの製品は絶対に人気化する!
このサービスは今までの世の中になかったものだから絶対普及するはず!
このように数字だけでは判断できないものをイメージする力が必要です。

バリュー投資の特徴

現在、割安であるかどうかが全て

バリュー投資は価値と価格を比べて、価格が価値以下で買えれば買うという投資手法です。

そのため、現在、割安であるかどうかが全てです。

この「現在」というのがミソで、現在割安でなかったらバリュー投資とは呼びません。

買った瞬間に割安なものを買っていなければなりません。

将来割安になるかも?ではバリュー投資になりません。

ここが成長株投資と大きな違いです。

成長株投資は将来を重視するのに対し、バリュー投資は現在を重視するのです。

選択のスポーツである

バリュー投資は割安な株に投資することです。

しかし、市場には割安な株がたくさんあります。

つまりバリュー投資をしようとするならば、割安さの大きい株を選択しなければならないということです。

バリュー投資で大きく儲けるには価格と価値のかい離が大きい株を選択することが大切です。

そのために市場に出回っている株すべての割安さを調査しなければならず、その中から選ぶ必要があります。

つまり根気が求められる投資法ということができます。

1つの株から得られる利益は少なめ

バリュー投資は割安な株に投資するものですから、いくら割安と言っても株価と価値が10倍も離れている株はほとんどありません。

その意味では、成長株投資より1つの株から得られる利益は少なめであるということができるでしょう

イメージ的には成長株投資はホームラン狙い、バリュー投資はヒット狙いと言えることができると思います。

1つの株から得られる利益は少なめである一方で、得られる利益の確実性は成長株より大きいでしょう。

この考えの根拠となるのは、効率的市場仮説です。

効率的市場仮説とは、市場は効率的で市場価格はその会社の価値と常に一致するというものです。

つまり市場はいつも正しい選択をするので、市場価格は市場価値を正確に反映しているということを言っています。

でも私はこの考えに懐疑的で、市場は常に正しいとは限らないと思っています。

常に正しいのならば、割安な株が出てくることは理論上ありえないということになりますが、割安な株は実在します。

私は市場はだいたい正しいと考えています。

間違っていることもあるが、だいたいは正しい。

この考えを元に割安な株はいずれ適正な株価へ収斂するだろうという見立てをもっています。

ちぐはぐなことを言っているように聞こえるかもしれませんが、要は間違っているものを見つけ正しくなるまで待つということです。

だいたい市場が合っているというおかげでバリュー投資は比較的勝ちやすい投資法と言えると思います。

会計の知識が必須

会社の価値を算出するのに会計の知識は必須です。

財務諸表が読めなければ会社の価値を算出することはできません。

成長株投資は右脳を活用する必要があると言いましたが、バリュー投資は左脳を活用する投資法です。

簿記の知識は必要ありません。

しかし、財務諸表の読み方は知っておく必要があります。

結局、バリュー投資と成長株投資どっちがいいの?

ここまで、バリュー投資と成長株投資の特徴について解説してきました。

では、結局バリュー投資と成長株投資どっちがいいの?というと、

ポートフォリオのほとんどをバリュー投資で占めるべきだと考えます。

それは長い目で見たときにバリュー投資は勝つ可能性が高いからです。

これは様々なデータで、長期で見るとバリュー投資のパフォーマンスが成長株投資のパフォーマンスを凌駕していることが証明されているからです。

投資信託を見ても堅実なバリュー投資をしてきた投資信託は長年生き残っていますが、成長株投資をしてきた投資信託はことごとく絶滅しています。

つまり株式投資においてはバリュー投資をメインの投資におくべきなのです。

そもそも株式投資に限らず、不動産投資でも投資で成功するための基本的な原則は一つです。

それは割安で買うこと。

これに尽きます。

まずはこの原則を守りましょう。

そのうえで、投資収益を向上させるために成長株投資を一部組み込むのも良いでしょう。

繰り返しになりますが、ポートフォリオの中心はバリュー投資で占めるべきだと考えます。

いかがでしたか?

今回の記事は以上になります。

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それでは。

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